おすすめのビジネス本紹介&要約【13冊目】
- 「寝ても疲れが取れない」
- 「忙しくて睡眠時間が取れない」
- 「すんなり眠る方法を知りたい」
この記事はそんなあなたに向けて書いています。
今回は、世界初の睡眠研究機関のスタンフォード大学の教授である「西野精治」さんが書いた「スタンフォード式 最高の睡眠」から、「ぐっすり眠る方法」をご紹介します!
「睡眠とは最強の味方であり、敵に回すと恐ろしい相手」ですよ。
今回参考書籍
「スタンフォード式 最高の睡眠」「西野精治」
眠りの質は最初で決まる
はじめに伝えておくと、睡眠の質は眠りはじめの90分で決まります。
「最初の90分」さえ質が良ければ、残りの睡眠も比例して良質になるからです。
逆に最初の睡眠でつまずくと、その後どれだけ長く寝ても自律神経は乱れ、
日中の活動を支えるホルモンの分泌にも狂いが生じる。
=どんなに忙しくても「最初の90分」をしっかり深く眠れれば最高の睡眠になる
てか、なんで最初の90分なの?
人は誰しも起きていると睡眠欲が蓄積する。
寝ることでこの欲が放出されるのだが、
その睡眠欲が最も放出されるのが最初の90分(第1週期)なのだ。
だから最初の90分が崩れると、残りの睡眠もボロボロと化す。
「睡眠は初めは肝心」とよく言ったものだが、寝つきは皆、苦労しますよね。
もし、あなたが規則正しい生活を送れるのなら
最も効率的なのが「就寝時間を固定」すること。
ただ規則正しい生活を送れない人がほとんどでしょう。
(私なんて典型ですが・・・・)
そこで本書から、すんなり眠りに入れる方法を2つご紹介します。
足湯
まず、足湯。
体温には皮膚温度と深部体温があります。
皮膚温度は、手や足など主に表面の部分で、深部体温は文字通り体の中心です。
睡眠には、皮膚温度と深部体温の差が縮まる事(2℃以内)、つまり最終的に皮膚温度が高く深部体温が低くなることが重要です。
そのために、まず皮膚温度・深部体温を上げて、次に熱放散して深部体温を下げることが必要になりますが、入浴が最も効果的な手段になります。
90分前という時間は、通常の入浴で、一次的に上昇した深部体温が元の体温に戻るまでに要する時間です。元に戻った体温は、その後も下降していくため自然と眠くなります。
一般的には40度程度のお湯で、10-15分程度半身浴をする場合いが多いですが、炭酸泉やナトリウム泉などがより効果を高めてくれます。炭酸泉は、入浴後ののぼせ等の疲労感が生じにくいため、デメリットもなくお勧めです。
しかし、就床するまでに時間がない人が多いと思います。そこで、皮膚温度をあげる、足湯が効果絶大で、入浴と同様の効果が期待できます。
私はバスタブの中でシャワーを浴び、その水を貯める事で足湯と同じ状況にしています。
シャワーならそこまで深部体温は上がらないので60分前でも大丈夫。
一石二鳥!!
麦茶
次に、質の良い睡眠をとるために、寝る前に麦茶。
特に、夏は睡眠の質が落ちやすい時期で、睡眠障害に陥りやすい人は気温が25度を超えると一気に増える。人は寝ている間に体の機能を修復し免疫力を高めるので、悪い睡眠だと免疫力が下がり様々な病気になりやすい。さらに同じ睡眠時間でも、質が悪くてもダメで眠りが浅い人の風邪のかかる率は5倍に。
そこで、麦者は体の内部を冷やすのに最適。
これは、寝る前に体の体温を下げると眠りに入りやすくなるからであり水でも効果はあるそうです。
アルコールは眠りを浅くしてしまうが、ウォッカなどの高い度数のものは少量で効果があるので良いそうです!
今回の本から私が実践する3つのこと
- 毎日の足湯
- 就寝前に水
- 寝る1時間前にはお風呂に